2012年12月23日

熊本県天草で野生イルカの天然パフォーマンス

野生のイルカの群れを見ることができる海が、九州は熊本の天草にある。
れもイルカの王様といってもいいミナミハンドウイルカが、観光船のすぐ近くまで寄ってくるのだという。
「天草イルカマリンワールド」の船は、朝10時に二江港を出港する。これがイルカウォッチングの船旅のはじまりだ。

乗船時間は1時間。このわずかな所要時間の間に、野生イルカの群れになどお目にかかれるのか? そう、すこーしナナメから海面を眺めて進むこと、約10分がたったころか。船首右手に明らかに人間以外の「何か」がいるのだ。

われわれがハッと息をのむやいなや、強烈な水しぶきが上がり、その何かが太陽を映す海面に高々と飛び跳ねた。まさしく、ミナミハンドウイルカである。それも3頭! 乗客たちは一斉に歓声を上げるが、このイルカたちはなれたもの、悠々とマイペースに高飛びを繰り返している。

ミナミハンドウイルカ

見れば、高飛びを見せたイルカが行く先にも、20~30頭のイルカの群れが泳いでいる。圧巻である。

面白いのはイルカたちの人間に対する反応だ。ぐんぐん船が寄っていくと、イルカたちは逃げるどころか船に伴走をはじめるもの、中には船に頭を向けて笑っている(ように見える)ものまでいる。

思わず船舷(せんげん)から身体を乗り出すと、手が届きそうな至近距離までヤツらは寄ってきては、またすすーっと離れていくのだ。

野生のイルカたち、一体どこに住んでいるのかと五和地区の二江の先に浮かぶ通詞島(つうじしま)沖らしい。その数、総勢200頭ほど。数グループを作り、通詞島の亀子灯台の近くに住みついているという。

沖1kmほどの海面を潮が満ちると東側の鬼池沖まで移動し、引き潮になると再び戻りながら、餌を追ったり、遊んだりして過ごすのだという。

「ミナミバンドウイルカ遭遇率100%」のキャッチコピーは事実だったのである。しかも「遭遇」だけではないところがポイントだ。遠くから双眼鏡で野生の群れを眺めるのではなく、ここ天草では、至近距離までイルカが寄ってくるのである!

天草の島々と雲仙を遠く望む島原半島をつなぎ有明海へと入っていく、この水道にイルカたちが長いこと住みついているワケは、実のところ謎らしい。しかし、理由はどうであれ、人間の生きる場所のすぐ近くに野生のイルカたちがこんなにも自由に美しく生きているというのはうれしいものだ。  


Posted by ナカムー  at 21:27天草観光

2012年11月09日

大江天主堂(おおえてんしゅどう)

大江天主堂に行って来ました。
天草の農村地帯の丘の上に建つ白い教会です。
ここにあるステンドグラスはとても貴重なもので、日本でも数点しかないと路線バスの運転手さんが言っていました。
崎津天主堂と共に、ぜひ見るべき天草の歴史建造物である。しかし、礼拝の場所である。素朴なマリア像やステンドグラスが印象的でした。近くにロザリオ館があるので、合わせて観光出来ます。

大江天主堂(おおえてんしゅどう)
昭和8年、フランス人宣教師ガルニエ神父が地元住民と協力して建てた白亜の教会。ロマネスク建築で、広く高い天井の聖堂に入ると厳粛な気持ちになる。天文18年(1549年)、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザヴィエルが鹿児島に上陸し、わが国におけるキリスト教の伝道が始まりました。天草には永禄9年(1566年)に志岐(苓北町)の領主がキリスト教の布教を許したことが始まりといわれています。しかし、江戸幕府によって禁教令が出され、厳しい弾圧が続くなか、寛永14年(1637年)、天草・島原の乱によって天草・島原のキリスト教信者はほぼ壊滅しました。ところが、乱の中心地から離れた天草西海岸の信者は参加することができず、その後「潜伏キリシタン」として密かに信仰を守り続けました。乱から170年後の文化2年(1805年)にキリシタン発覚事件が起こり、大江・崎津・今富・高浜の4か村から約5,000人の人びとが「かくれキリシタン」として、幕府から厳しく取り調べられました。  
タグ :大江天主堂


Posted by ナカムー  at 19:19天草観光

2012年09月18日

リップルランド(りっぷるらんど)

リップルランドに行って来ました。
天草五橋から有料道路(普通車200円)でこちらの海水浴場までやってきました。
夏は海水浴でにぎわっています。このあたりは「タコ街道」と呼ばれるタコの名産地です。
タコステーキ、タコ飯などが美味しかったです。
大きなタコ入道モニュメントが「ドーン」と鎮座していてびっくりしました。
天草の名産品がたくさんおいてあって、おみやげ探しに最適でした。

リップルランド(りっぷるらんど)
物産館では干しダコや天草のウニといった海産物、レストランでは名物のタコ料理を提供。自慢は軟らかく炊いたタコを揚げた、タコ天丼920円やタコカレー820円、タコめしうどん(そば)720円など。有明温泉さざなみの湯やスーパースライダーなどの遊び場もある。すぐ前の四郎ケ浜ビーチは人気の海水浴場だ。  


Posted by ナカムー  at 18:18天草観光

2012年09月17日

天草五橋(あまくさごきょう)

天草五橋に行って来ました。
五橋を眺められる絶景ポイントとして有名な 展望台に行きました。
天草松島付近を通る時の夕景がきれいでした。
海面は波もなくて湖かと思うほどに静かで、その向こうに空全体を黄金色に染めて太陽が落ちていきました。
車からの景色も楽しめてとてもよかったです。

天草五橋(あまくさごきょう)
海岸線に沿って宇城市から上天草市を結ぶ国道266号が通称天草パールライン。そこに架けられている5本の橋が天草五橋だ。橋の上からは入り組んだリアス式海岸や点在する小島などを眺めることができる。天草五橋の全景を眺められるポイントは松島橋を渡った標高162mの千巌山[せんがんざん](名勝)展望台だ。  
タグ :天草五橋


Posted by ナカムー  at 18:18天草観光

2012年07月19日

イルカマリンワールド

イルカマリンワールドに行って来ました。
天草で野生のイルカが見られるなんて全く知りませんでしたが本で見て行ってきました。
自然のイルカの群れがいくつもいて、出会うと、船がイルカの群れに取り囲まれて走 ることになります。多くのイルカを見ることができて感動しました。
参加者のほとんどが日本人ファミリーだったので、子供連れでも安心して参加できました。

イルカマリンワールド(いるかまりんわーるど)
通詞島沖合に生息する約300頭のミナミハンドウイルカがイルカは豪快な泳ぎと愛嬌で人気。生息する通詩島周辺を船で巡りながら、イルカウォッチングを楽しめる。イルカに遭遇できなかった場合は、無料で再乗船できるのもうれしい(乗船から1年以内)。春から秋にかけては、赤ちゃんイルカに会えるチャンスもある。乗船者にはアイスクリームとイルカのポストカードのサービス付き。乗船2500円。10時、11時30分、13時、14時30分、16時の1日5回運行。(所要1時間、要予約)  

Posted by ナカムー  at 18:19天草観光