2012年11月09日

大江天主堂(おおえてんしゅどう)

大江天主堂に行って来ました。
天草の農村地帯の丘の上に建つ白い教会です。
ここにあるステンドグラスはとても貴重なもので、日本でも数点しかないと路線バスの運転手さんが言っていました。
崎津天主堂と共に、ぜひ見るべき天草の歴史建造物である。しかし、礼拝の場所である。素朴なマリア像やステンドグラスが印象的でした。近くにロザリオ館があるので、合わせて観光出来ます。

大江天主堂(おおえてんしゅどう)
昭和8年、フランス人宣教師ガルニエ神父が地元住民と協力して建てた白亜の教会。ロマネスク建築で、広く高い天井の聖堂に入ると厳粛な気持ちになる。天文18年(1549年)、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザヴィエルが鹿児島に上陸し、わが国におけるキリスト教の伝道が始まりました。天草には永禄9年(1566年)に志岐(苓北町)の領主がキリスト教の布教を許したことが始まりといわれています。しかし、江戸幕府によって禁教令が出され、厳しい弾圧が続くなか、寛永14年(1637年)、天草・島原の乱によって天草・島原のキリスト教信者はほぼ壊滅しました。ところが、乱の中心地から離れた天草西海岸の信者は参加することができず、その後「潜伏キリシタン」として密かに信仰を守り続けました。乱から170年後の文化2年(1805年)にキリシタン発覚事件が起こり、大江・崎津・今富・高浜の4か村から約5,000人の人びとが「かくれキリシタン」として、幕府から厳しく取り調べられました。  
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Posted by ナカムー  at 19:19天草観光